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2006年8月28日 (月)

北の大地に酪農を切り開く

    佐藤貢(1888-1999)の祖父は旧伊達藩士だったが、屯田兵として北海道に入植し、開拓と北辺の地の守り役に汗を流し続けた。札幌郊外白石村にある宇都宮牧場の経営者・宇都宮仙太郎、黒澤酉蔵(1885-1982)、佐藤善七(1874-1957)らが協力して、大正14年、北海道製酪販売組合を設立し、バターをつくった。

   佐藤貢は「米に頼らずにやっていく道はないか」と北大農業部を卒業後、米・オハイオ州立大学に留学。オハイオの工場ではバターやチーズ、アイスクリームの製造技術を学んだ。帰国後、札幌郊外に生まれたばかりの北海道製酪販売組合(雪印の前身)の技師に迎えられる。大正14年、牛乳を飲むのは病人と乳幼児だけという時代に、青年酪農技師はまずアイスクリームの製造を提案し、自ら製品開発に挑んだ。北の大地に乳製品は着々と根付いていった。

   佐藤貢は、昭和25年に誕生した雪印乳業の社長を13年間努め、その後も私立酪農学園大学(江別市)の学長、理事長などを歴任した。

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