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2006年7月17日 (月)

プラトンのイデア論

   イデア(idea) 元来は見えているもの、姿、形の意。プラトンにおいては、理想のみによって把握される事物の本質、価値あるものごとの理想的な形を意味する。感覚でとらえられる個物は完全でないし変化を免れ得ない。これに対し、イデアは非物質的で永遠不変な真実の実在と考えられる。たとえば現実のうつろいゆく美しいものに対して、美のイデアとはそれを美たらしめている美そのもののことである。また現象界の個物はイデアの模像であり、イデアを分有すると説かれる。

    プラトンは真の実在を感性でとらえ、現実の世界の個物には求めず、理性でのみとらえられる普遍的な本質、すなわちイデア論を展開した。このように現実の世界よりもイデアの世界を重視するプラトンの理想主義的な傾向はプラトン主義とも呼ばれて、後世に大きな影響を与えた。

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「哲学・思想」カテゴリの記事

コメント

はじめまして、ぱんだといいます。
プラトンのイデア論は、すごいですね。
感動です。
こちらのブログでももっと勉強させてもらいます(^-^)/

コメントありがとうございます。大昔の話ですが、高校の教師からイデア論の説明を聞きました。あまり理解できず、哲学は向かないと思いました。大学のテキストは西田幾多郎の「哲学概論」でしたが、やはり理解できませんでした。田中美知太郎の全集が図書館の書庫にあるのは知っていますが、一度も読んでいません。ぱんださんのブログをじっくり読んでみようと思います。

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