武者小路実篤の愛の詩
武者小路実篤には、多数の詩がある。ことに晩年には愛に関するエッセイ、詩などブームのように出版された時期がある。ここでは「若い泉の会」(代表・中山秀峰)が編集した『愛ただひとつの言葉』(1969年)の中から一編を選び紹介する。
愛
人間のなかに愛がある。
何かを愛する。
不滅なものを愛する。
宇宙をつらぬく 法則を愛する。
生命を愛する 調和を愛する。
人間の心に生まれる 美を愛する。
愛する 愛する すべて愛し得るものを。
そしてそのために働いてゆく。愉快なことじゃないか。
愛する男の人の 仕事をたすけてゆく 女の美しさ。
愛する子供を 立派に育てゆく 親の美しさ。
愛する仕事のために 全身全力をつくす。
男の美しさ。
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こんにちは。
嬉しいです。頑張って下さい。今日のお昼は、「さくら」の再放送の第124回を見ます。
投稿: ミリオン | 2024年2月 5日 (月) 14時14分