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2006年7月 1日 (土)

武者小路実篤の愛の詩

    武者小路実篤には、多数の詩がある。ことに晩年には愛に関するエッセイ、詩などブームのように出版された時期がある。ここでは「若い泉の会」(代表・中山秀峰)が編集した『愛ただひとつの言葉』(1969年)の中から一編を選び紹介する。

 

      愛

人間のなかに愛がある。

何かを愛する。

不滅なものを愛する。

宇宙をつらぬく 法則を愛する。

生命を愛する 調和を愛する。

人間の心に生まれる 美を愛する。

愛する 愛する すべて愛し得るものを。

そしてそのために働いてゆく。愉快なことじゃないか。

愛する男の人の 仕事をたすけてゆく 女の美しさ。

愛する子供を 立派に育てゆく 親の美しさ。

愛する仕事のために 全身全力をつくす。

男の美しさ。

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