無料ブログはココログ

« 錠前師の密告 | トップページ | 日本最古の閘門式運河 »

2006年6月26日 (月)

晏嬰の狐裘(こきゅう)

   晏子(名は嬰)は斉の国の総理大臣でしたが、きわめて倹約にして、ひたすら国政に励んだので、非常に重んぜられました。その倹約ぶりといったら、着物といっては、狐の皮衣一枚きりで、それを30年も着通しました。また家の祭りをするにしても、それに使う豚の肩肉はほんのわずかで、たかつきに一杯になるほどはありませんでした。けれども、一方、他人にはきわめて恵み深くて、斉の国の人で、彼の世話になって暮らしをたてている家族が70あまりもありました。(参考:細田三喜夫『漢文故事小事典』)

« 錠前師の密告 | トップページ | 日本最古の閘門式運河 »

世界史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 錠前師の密告 | トップページ | 日本最古の閘門式運河 »

最近のトラックバック

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31